暑（あつ）い夏

全国（ぜんこく）的（てき）に、今 年（ことし）は短（みじか）い梅雨（つゆ）が終（お）わったと同 時（どうじ）に、『暑（あつ）い日』が続（つづ）いています。眩しい日 差（ひざ）しは、一段と突（つ）き刺すように「ジリジリ」と照り付（づ）けてきます。長期（ちょうき）の予想（よそう）天候（てんこう）は、例年よりも暑（あつ）い日が続くようで、連日の「真夏日」、「猛暑（もうしょ）日」になる見込（こ）みです。改（あらた）めて、熱 中 症（ねっちゅうしょう）や脱水症の予防（よぼう）対策（たいさく）を忘（わす）れずに実行（じっこう）して下（くだ）さい。
以前（いぜん）は、暑（あつ）くても、35℃を上回（まわ）る最 高（さいこう）気 温（きおん）は、あまり無（な）かったが、「猛暑（もうしょ）日」と言（い）われる日が連日続くようになったのは、ココ数年のことで、運 動（うんどう）や外 出（がいしゅつ）の機会（きかい）では、様 々（さまざま）な注意（ちゅうい）喚起が呼（よ）びかけられています。ひと昔前とは、環境（かんきょう）も、状況（じょうきょう）も、大（おお）きく変化（へんか）してきています。地球温暖化と言（い）われはじめて、徐々（じょじょ）に『暑（あつ）さ対策（たいさく）』をキチンとしていかなければならない時 代（じだい）に入ったようです。
最近（さいきん）の運 動（うんどう）やスポーツの場 面（ばめん）では、「暑（あつ）さ指数」【WBGT値】の測定（そくてい）に基（もと）づいて、実施（じっし）の可否を決（き）めるようになってきており、今後（こんご）のサマースポーツの動向にも影響（えいきょう）を及ぼしそうです。ただ、仕事（しごと）に関（かん）しては、「暑（あつ）い」からと言（い）って自粛出 来（でき）る事（こと）ばかりではなく、暑（あつ）さの中（なか）で働かざるをえない場 面（ばめん）が勿 論（もちろん）ありますから、一層の健康（けんこう）管理（かんり）をして、この暑（あつ）い夏（なつ）を乗（の）り切らなければなりません。
仕事（しごと）も、プライベートも、やはり「健康（けんこう）第一（だいいち）」ですから、水分（すいぶん）や栄 養（えいよう）補給（ほきゅう）、気分（きぶん）転換（てんかん）や休息（きゅうそく）、睡眠（すいみん）の確保（かくほ）など、一 人（ひとり）ひとり、個人（こじん）差があるので、自分（じぶん）に合（あ）った手 段（しゅだん）と方 法（ほうほう）で、「夏（なつ）バテ」しないように気（き）をつけて、暑（あつ）さを吹き飛ばせるくらいのエネルギーを持（も）って、2025年（ねん）の夏（なつ）を元 気（げんき）イッパイに過（す）ごして欲（ほ）しいと思（おも）います。その為（ため）には、規則（きそく）正（ただ）しい生活（せいかつ）リズムを中 心（ちゅうしん）にして、「楽（たの）しい」、「嬉（うれ）しい」、「美 味（おい）しい」と言（い）う物事（ものごと）を増（ふ）やして、人（ひと）との交流（こうりゅう）、コミュニケーションを取（と）り込（こ）みながら、笑 顔（えがお）がたくさん作（つく）れるようになる事（こと）が大切（たいせつ）になります。

7月（がつ）から9月（がつ）の「夏（なつ）の季節（きせつ）」を苦痛な時 期（じき）にするのではなく、暑（あつ）くても、有 意 義（ゆういぎ）なタイミングにしていけるよう、みなさん、ご自 身（じしん）の心 身（しんしん）のバランスを崩（くず）さないように気（き）をつけてもらえればと思（おも）います。