『冬』への 入り口

朝晩（あさばん）の涼しさを感（かん）じつつ、昼間の気 温（きおん）上昇（じょうしょう）による「日 中（にっちゅう）寒暖差（かんだんさ）」は、思（おも）いの外、心 身（しんしん）のバランスに影響（えいきょう）を与（あた）えるものです。重（かさ）ねて、遅めの台風（たいふう）発生（はっせい）など、気象（きしょう）状況（じょうきょう）による気圧（きあつ）の変化（へんか）から「気 象 病（きしょうびょう）」と言（い）われる状態（じょうたい）に振り回されるタイプの人（ひと）も少（すく）なくありません。
それでも、10月（がつ）末は、「ハロウィン」で盛り上がりを見せ、仮装（かそう）を楽（たの）しんだ人並みや賑（にぎ）やかに飾（かざ）り付（つ）けられた風景（ふうけい）も、11月（がつ）に入り、段々と冬支度（ふゆじたく）の準備（じゅんび）に切（き）り替わってきているように見（み）えます。この時 期（じき）は、「寒さ」を日 中（にっちゅう）を含（ふく）めて感（かん）じられるタイミングになり、体調（たいちょう）を崩（くず）し易（やす）くなる事（こと）がありますから注意（ちゅうい）が必 要（ひつよう）になってきます。
暑かったけど、活動（かつどう）や行動（こうどう）の範 囲（はんい）が広がった「夏（なつ）」、芸術（げいじゅつ）、読書（どくしょ）、食欲（しょくよく）、行楽（こうらく）、学 校（がっこう）行事（ぎょうじ）などで盛り上がり、忙しかった「秋（あき）」を経（へ）て、『冬』を迎（むか）える時 期（じき）に入り、体内時計（たいないどけい）や心 身（しんしん）のバランスが乱（みだ）れやすい季節（きせつ）の変（か）わり目（め）は、疲（つか）れが出 易（でやす）くなったり、風 邪（かぜ）などを引（ひ）きやすくなるので、まずは、「生活（せいかつ）リズムの調整（ちょうせい）」を心 掛（こころが）けたり、見直したり、して欲（ほ）しいと思（おも）います。
必 要（ひつよう）となる「睡眠（すいみん）」や「栄 養（えいよう）」の確保（かくほ）は、もちろん当 然（とうぜん）ですが、ココロとカラダのバランスをキープする為（ため）の「余暇（よか）」や「気分（きぶん）転換（てんかん）」も上 手（じょうず）に取（と）り入（い）れて、慌（あわ）ただしくなる年末（ねんまつ）に向（む）けて、ストレスケアを意識（いしき）したセルフ•コントロールを忘（わす）れずに毎日（まいにち）を過（す）ごしてみて下（くだ）さい。

コロナ、インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎（はいえん）などの感 染 症（かんせんしょう）をはじめとする体調（たいちょう）不良（ふりょう） や 多忙（たぼう）やバタバタ感の時 間（じかん）の流（なが）れに押されての怪我（けが）や事故（じこ）などにも充分（じゅうぶん）に気（き）をつけて、ココロとカラダに、常（つね）に少（すこ）しの余裕（よゆう）を持（も）ちながら、寒（さむ）くなる12月（がつ）を迎（むか）える準備（じゅんび）期間（きかん）にしていただければと思（おも）います。