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　「メンタルトレーナー幸田（こうだ）がいく」よみもの

『メンタル🌱』

5月（がつ）末、「朝晩（あさばん）の爽やかさ」と「昼間の蒸し暑（あつ）さ」と言（い）う『気温（きおん）の寒暖差』が、ココロとカラダのバランスに影響（えいきょう）を与（あた）える時期（じき）です。そして、『梅雨（つゆ）入り』も時間（じかん）の問題（もんだい）で、スッキリしない日々（ひび）が続くと思（おも）います。

 
4月（がつ）、新年度（ねんど）になり『期待（きたい）と不安（ふあん）』を持（も）ちながらスタートして、3年目（ねんめ）のコロナ禍（か）で、規制の無（な）いゴールデンウィークを過（す）ぎた「この時（とき）期」は、何（なに）かと、疲（つか）れやシンドさが出やすい時でもあります。
今回（こんかい）は、そんな中（なか）、『高校（こうこう）女子（じょし）バレーボール部』の話（はな）しです。
県内（けんない）の強豪校に、なかなか肩を並べる事（こと）が出来ない中（なか）、ほぼ休（やす）み無（な）く、毎日（まいにち）厳（きび）しい練習（れんしゅう）に耐えて頑張（がんば）っているチームに、『メンタル•トレーナー』として、昨年度（ねんど）から関（かか）わり始（はじ）めました。

長年、「ベスト8」を突（つ）き抜（ぬ）ける事（こと）が出来ずに苦（くる）しんでいたチーム事情（じじょう）を知（し）り、まずは『現状（げんじょう）把握（はあく）』=『観察（かんさつ）や聴（き）き取（と）り』をしながら、監督（かんとく）や選手（せんしゅ）たちとの距離（きょり）を縮めていきました。
コロナ禍（か）で、練習（れんしゅう）試合（しあい）や遠征（えんせい）などを含（ふく）め、限（かぎ）られた環境（かんきょう）下で、日々（ひび）の練習（れんしゅう）に重（かさ）ねて『メンタル•トレーニング』を積（つ）み上（あ）げてきました。監督（かんとく）や選手（せんしゅ）たちとのコミュニケーションがスムーズになってきて、バレーだけで無（な）く、学校（がっこう）生活（せいかつ）や友人関係（かんけい）など「色々（いろいろ）な話（はな）し」が出来（でき）るようになりました。そんな中（なか）、徹底（てってい）したコロナ感染（かんせん）対策（たいさく）をした上（うえ）で開催（かいさい）された『県大会（たいかい）』に出場（しゅつじょう）しました。
結果（けっか）は、長年の分厚い壁【ベスト8】を突（つ）き破って、念願の『4位』にたどり着きました。学校（がっこう）として、県内（けんない）ベスト4に入（はい）るのが、何（なん）と「25年振（ねんぶ）り」と言（い）う結果（けっか）になりました。
 
『メンタル•トレーニング』の成果もあり、監督（かんとく）、選手（せんしゅ）たち、チーム全体（ぜんたい）で掴んだベスト4の結果（けっか）は、バレーボールの技術（ぎじゅつ）、戦術、体幹、体力（たいりょく）と言（い）う「テクニカル」や「フィジカル」以上（いじょう）に、人と人が話（はな）しをしたり、コミュニケーションを取（と）る『メンタル』の部分（ぶぶん）での繋（つな）がりが、かなり大（おお）きく影響（えいきょう）しています。
スポーツでも、日常（にちじょう）生活（せいかつ）でも、『人との繋（つな）がり』の中から、「新（あら）たな一歩（いっぽ）」に踏（ふ）み出（だ）せる事（こと）がありますから、『誰（だれ）かに話（はな）しを聴（き）いてもらう』事（こと）をしながら、コミュニケーションの機会（きかい）を作（つく）るようにして、ココロとカラダのバランス調整（ちょうせい）に活用（かつよう）して欲（ほ）しいと思（おも）います。
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