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2021.04.07　「メンタルトレーナー幸田（こうだ）がいく」よみもの

メンタルヘルス

うつ病（びょう）やストレス関連（かんれん）障害（しょうがい）などの精神（せいしん）疾患（しっかん）が急増（きゅうぞう）しています。2011年（ねん）7月（がつ）、厚生（こうせい）労働省（ろうどうしょう）は「4大（だい）疾病（しっぺい）」に、精神（せいしん）疾患（しっかん）を追加（ついか）し「5大（だい）疾病（しっぺい）」として、はや10年目（ねんめ）を迎（むか）えます。何（なに）かとストレスの多（おお）い現代（げんだい）、メンタルヘルス対策（たいさく）は今後（こんご）ますます重要（じゅうよう）になっていくと思（おも）われます。

そんな中（なか）で、「運動（うんどう）している人（ひと）は抑（よく）うつになりにくい」ことがわかってきています。まったく運動（うんどう）しない人（ひと）に比（くら）べて、1週間（しゅうかん）に運動（うんどう）を2時（じ）間以上（いじょう）している人（ひと）は1年（ねん）後に抑（よく）うつになるリスクが約半分（やくはんぶん）になるというエビデンスも発表（はっぴょう）されています。

ストレスはつきものですが、ストレスの原因（げんいん）を完全（かんぜん）になくすのは難（むずか）しいものです。しかし、週（しゅう）1回（かい）でも余暇（よか）で運動（うんどう）している人（ひと）は、ストレスがあっても抑（よく）うつが少（すく）ないことがわかっています。つまり、定期的（ていきてき）に運動（うんどう）していれば、ストレスへの抵抗力（ていこうりょく）がつき、メンタルヘルスを良好（りょうこう）に保（たも）てると言（い）う事につながるのです。